- VSCodeで、Pythonの拡張機能のおすすめを教えて!
このような方に向けて書きました。
Visual Studio Code(以下「VSCode」)には、かなりのPython用拡張機能が用意されています。
僕は仕事でもプライベートでもVSCodeでPythonを書いているので、その経験も踏まえておすすめの拡張機能をまとめました。
ぜひ、拡張機能選びの参考にしていただければと思います。
【VSCode】Pythonにおすすめの拡張機能
以下の拡張機能を使っています。
- Python Extension Pack
- Pylance
- isort
- Black Formatter
それぞれの役割とおすすめの理由をご紹介します。
Python Extension Pack
Pythonで便利な拡張機能の詰め合わせパックです。
次の拡張機能が含まれています。
- Python
- Jinja
- Django
- Visual Studio IntelliCode
- Python Environment Manager
- Python Docstring Generator
- Python Indent
- Jupyter
定番のプラグインばかりなので、一つ一つインストールするよりも楽に環境構築できます。
PythonのWebフレームワークであるDjangoの拡張機能も含まれるので、Webアプリ開発をしたい方にも最適です。
Pythonを書くなら、真っ先に入れたい拡張機能です。
» インストールはこちら:Python Extension Pack
Pylance
Pylanceの機能は以下の通りです。
- コード補完
- 型チェック
- エラー検出
最近だとコード補完といえば GitHub Copilot ですが、毛色はだいぶ異なります。
PylanceはPythonコードに特化した言語サーバーで、Pythonの書き方にマッチしているかをチェックするものです。
一方でGitHub Copilotは過去のコードからマッチしそうなものを提案してくれます。
なので、Pylanceは必須ツールでGitHub Copilotはあくまで補助ツールといった位置付けだと思っています。
Pylanceは、こんな感じでエラーを示してくれます。
特にエラー検出はCopilotでは限界があるので、必須のツールです。
isort
Pythonのimport文を並び替えしてくれる拡張機能です。
実はimport文の書き方にはルールがあるのをご存知でしたか?
- アルファベット順にソート
- 重複インポートは削除
- 3つのグループに分ける
- 標準ライブラリ
- サードパーティ
- ローカル
isortは保存のたびに、この複雑なルールを自動でやってくれます。
これだけでコードが綺麗になるので、入れておいて損はないです。
Black Formatter
いわゆるコードを自動的に整形してくれる拡張機能です
Pythonのフォーマッタは他にもautopep8などもありますが、他のフォーマッタは整形ルールがユルめ。
一方のBlack Formatterはかなり厳密です。
そのスローガンは “The uncompromising Python code formatter” 。
つまり、妥協なしのPythonコードフォーマッターです。
誰が書いてもBlackらしいコードができあがります。
そのため、コードの可読性が上がるのが魅力です。
まとめ
僕が使っているPython系の拡張機能をご紹介してきました。
- Python Extension Pack
- Pylance
- isort
- Black Formatter
最初に導入すべきは、Python Extension PackとPylanceです。
この2つの拡張機能で一通りの環境が整います。
よりPythonを快適に書きたいなら、PylanceとBlack Formatterを追加することがおすすめです。
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