- 特典目当てで加入したカードが大量にある
- カードを何枚持っているかすぐ答えられない
- 家計を改善したい
このような方におすすめしたいのが、使っていないクレジットの解約です。
僕は数ヶ月前まで10枚以上のクレジットカードを所有していましたが、今では「楽天カード1枚」にしました。
結果として感じるのは「減らして本当に良かった!」ということ。
不要なクレジットカードを持っていると、本当に良いことがありません。
本記事では以下の内容をお伝えします。
- 使っていないクレジットカードを解約すべき理由
- 最低限のカードで暮らすと見えてくるもの
- 楽天カード一枚にした理由
クレジットカードの解約はとても労力がかかりますが、それに見合う価値は大アリです。
使っていないクレジットカードを解約すべき理由
結論は以下の通りです。
- 年会費が改定される場合がある
- 引越し時の手続きが面倒
- 不正利用に気付きにくい
- ポイントが貯まりにくい
- ストレスがかかり続ける
それぞれ、詳しく解説していきます。
年会費が改定される場合がある
「年会費が無料だから」という理由でクレジットカードをたくさん作っていませんか?
実は、無料には「永久」と「永年」の2種類があります。
種類 | 意味 |
---|---|
永久無料 | 絶対に有料化しない |
永年無料 | 有料化の可能性がある |
気をつけたいのが、年会費の改定される可能性がある「永年無料」のクレジットカード。
頻繁に使っているカードなら気付きやすいですが、普段使っていないカードが有料化された場合にすぐに気づけません。
使っていない「永年無料」のカードは、最優先で手放すことをおすすめします。
引越し時の手続きが面倒
ただでさえ忙しい引越しのタイミング。
大量のクレジットカードを持っていると、すべてのカードで住所変更の手続きをしなければならず、本当に面倒です。
また、クレジットカードを長いこと使っていないと、ログイン情報(ID やパスワード)を忘れてしまっていることも多い。
そうすると、ログイン情報を再発行してもらって手続きとなるのでかなりの手間がかかります。
こうして考えるといくら無料であっても「手間」というコストがかかるので、極力枚数を減らして身軽になっておくと本当に気持ちがラクになります。
不正利用に気付きにくい
クレジットカードの情報はどこから流出するかわかりません。
普段から使っているカードなら不正利用に気づきやすいですが、使っていないカードだと利用明細もほとんど確認しないため気づくのが遅れます。
解約すればリスクは「ゼロ」にできますから、意味なく持っているカードは手放すべき。
ポイントが貯まりにくい
ポイントは分散すると貯まるスピードが遅くなります。
なので一番よく使うポイントを決めてしまって、そのポイントが貯まるカードを1枚持っていた方がポイントが貯まるスピードは飛躍的にアップします。
またポイントの「有効期限」を気にすることも減りますから、心理的な圧迫感も軽くなります。
ストレスがかかり続ける
実は大量のクレジットカードを持っていると、ジワジワと無意識に小さなストレスを感じ続けることになります。
大量所有している間はさして気にならなかったことですが、減らしてやっと気づく。
手放した後のスッキリした感じは、部屋から大量の不用品を手放したときと似たような感覚さえあります。
最低限のカードで暮らすと見えてくるもの
ここからは実際に僕がクレジットカードを減らして感じたことを中心にお伝えしていきます。
引き落とし日を確認するストレスが減った
複数カードを使っていると、引き落とし日が異なることがありますよね。
そうなると「引き落とし金額が足りているか?」が気になり、口座残高の確認頻度が増えてストレスです。
1枚に絞ることで、かなり心理的な負担が軽くなりました。
固定費の削減になった
以前は年会費のかかるカードも持っていましたが、思い切って解約。
無料のカードだけにすることで固定費を大幅に削減できました。
蓄財スピードが上がった
後述しますが、僕は楽天カード一本に絞り込みました。
楽天カードを使うだけで楽天ポイントが貯まるのですが、このポイントは投資信託購入に当てています。つまり、ポイントはほぼ現金化されている形になります。
買い物額の1%が投資に回っていくので、蓄財スピードアップに寄与しています。
お金の流れがシンプルになった
クレジットカードを一つに絞り込むということは、お金の出口を一つにまとめるということです。
これが良かった。
利用明細が増えると、管理が甘くなってしまいます。
「このクレジットカードの明細以外見なくても良い!」と考えられるので、資金管理に頭を使うことがなくなりました。
楽天カード一枚にした理由
僕は「楽天カード(Master)」だけを所有しています。
その理由は以下の通りです。
- Master ブランドが使いやすく感じた
- 楽天ポイントの使い勝手が良い
- 楽天証券との親和性が高い
順番に解説していきます。
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Master ブランドが使いやすく感じた
Master ブランドだと、ほとんどの店舗で使えます。
また、我が家はたまに Costco にいくことがあるのですが、Costco で唯一使えるカードブランドが Master だったということも大きいです。
Costco って量が多いので単価が高くなりやすく、現金で買おうとすると ATM から大量のお金を引き出さなくてはいけないので面倒なのですよね。
海外旅行でも Master なら問題を感じることはありません。
楽天ポイントの使い勝手が良い
楽天カードは、購入額の 1% 分の楽天ポイントが勝手に貯まります。
還元率もそこそこ高いですし、何より他のポイントに比べて使い勝手がとても良い。
例えば次のような場合に楽天ポイントが使えます。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天証券
- 楽天ポイント加盟店
- 郵便局(楽天Pay利用)
かなりたくさんの使い道があるので、僕は楽天ポイントを「最も現金に近いポイント」だと考えています。
楽天証券との親和性が高い
楽天カードから投資信託の購入ができます。
僕は楽天カード決済で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を毎月一定額を自動で買い付けしています。
なんと、この投資信託購入金額に対しても楽天ポイントが付与されます。
たまに改悪もあったりしますが、今のところ楽天カードが最強かなと思っています。
クレジットカードを厳選して身軽になろう!
ここまでで複数のクレジットカードを持つことのデメリットをご理解いただけたと思います。
僕が推奨するステップは、以下の通りです。
- メインカードを厳選、1枚に絞る
- 永年無料のカードから解約する
クレジットカードの解約はしづらいことが多いです。
例えば、「平日かつ電話受付のみ」など解約のハードルが高いなど。所有しているカードが多いほど手間はかかってしまいますが、それに対する見返りは大きすぎるものがあります。
ぜひめげずにクレジットカードの断捨離を進めてみてください!
人生変わるレベルでスッキリします。
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